Anti Panic Disorder

パニック障害と時にはうまく付き合い、時には闘うプログラマー

同じパニック障害の患者と会ったことがありますか?

僕はない。

Wikipediaによると、

パニック障害(PD)と診断される者の生涯有病率は1.6%–2.2%と言われ[44]、これは英国では1.4%[45]、日本でのサンプリング調査では0.8%(World Mental Health Japan Survey, 2002-2006)であった[46]。

(引用 : パニック障害 - Wikipedia

ということになっている。

ということは、僕が勤めている零細企業でも1〜2人はいる計算になる。

あくまでも確率論だけども。

 

なのに全くお目にかかったことが無い。

みんなどうしているんだろう?

外に出られていないのだろうか?

もしくは隠して普通に生活できているのだろうか。

 

いずれにしても仲間が欲しい。

パニック障害は一人で戦うにはあまりに孤独かつ厳しい。

同じ境遇の人が1人身近にいるだけでも、だいぶ違ってくると思うのだが。

 

話は変わるが、僕は仕事でWebサイトの開発を行っている。

なので、「パニック障害患者用SNS」を作ろうと考えたこともあった。

仕事ではなく、趣味というか週末プロジェクトのような感じで。

 

だけどやめた。

それは別にやる気が無くなったとかではない。

間違いなく荒れるからだ。

 

まず入会時にパニック障害患者であることを確認する術が無い。

そうすると、健常者などに「甘えだ」とかなんとか荒らされるのは目に見えている。

余計にストレスを貯めるサービスを作ってどうする。

 

あとは怪しげな民間療法などの宣伝の場にされてしまう可能性も高い。

それが正しい情報なのかどうか、管理者として削除すべきなのか・残すべきなのか、素人の僕には判断できない。

そしてやっぱり対象が病気であることだ。

何かあった場合(色々なことがあるだろう)、僕は責任を取れない。

そのような無責任なことは出来ないと感じたので、諦めたのだ。

 

だから今はとりあえずブログを書いている。

ブログを通じて、少しでも同じ境遇の人と繋がりあえれば…と思いながら。

というわけで、質問・反論・持論・雑談、何でもコメント欄でお待ちしております。