Anti Panic Disorder

パニック障害と時にはうまく付き合い、時には闘うプログラマー

ネットで情報を見るのは良くないみたいだ

久しく更新が途絶えてしまったけど、調子が悪かったり、良かったり。

短時間で波が来すぎでしょう…。

 

…で、調子が悪いときってネットで同じ境遇の人を見てしまうんだけど、やっぱり良くないと感じた。

2chとかブログとか沢山出てくる。

正直に言ってしまえば、自分よりもずっと重篤な症状の人もたくさんいる。

さらに正直に言えば、そういった人達を見れば、自分は少しでも安心できるんじゃないかと思った。

 

まったくそんなことは無かった。

むしろ自分がそちらに引き込まれる気がする。

自分はパニック障害だけど、そのような文章を読んでいたら実際に動悸がしてきたくらいだ。

よくないにも程がある。

 

結局は自分・自分の体・病院の先生、そして薬で地道に対応していくのが良いかなと思った。

他人と比べても何にもならない。

病気と闘うのは自分しかいない。

散歩はすごく良いみたいだ

相変わらず電車には乗れていない。

頑張れば乗れたのかもしれないけど・・というのは前にも書いた。

 

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もう必要以上に頑張るのはやめた、というか腹をくくった。

 

電車くらい当面乗れなくても良いじゃないか、と。

幸いというか都内に住んでいるので、徒歩はちょっと厳しいけれど、自転車があれば結構色々な所に行ける。

また持ち直してくれば、バイクにも乗れる。

なにも電車だけが全てじゃない。

 

・・・と、ちょっと話がずれたけど散歩を始めた。

きっかけはこれだ。

別に秋葉原に行きたいわけじゃなかったんだけど、距離・時間的にものんびり歩いてちょうど良いかなと思った。

 

散歩、これがなかなか良い。

まだ暑いし、当然疲れるんだけど、散歩の後は「これもう治ったんじゃないの?」というくらいに気分がスッキリする。

とは言ってもそれがずっと続くわけではなくて、大抵夜は頓服のお世話になるんだけどね・・・。

 

1時間弱、3kmちょいくらいをゆっくりと歩く。

あんまり頑張りすぎても続かないしね。

運動は嫌いだけど、このスッキリ感が手に入れられるのであれば続けられそうだ。

 

あ、あとちょっと遠出出来るように折りたたみ自転車もポチった。

電車が移動手段の全てじゃないよね。

電車に乗れなくなってしまった

昨日1駅しか乗れなかったというのを書いたのだけど、今日はホームに行くだけでダメ。

 

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ホームに電車が入ってくるのを見るだけでダメだ。

とにかく予期不安が酷い。

 

頓服でレキソタンを飲んでいるのだけど、全く効いている気配が無い。

副作用が無いのは良いのだけれど、効かないのも困る。

 

ただ、逆に考えれば乗り物だけがダメだとも考えられる。

電車・飛行機・車・船・・・。

この中で現実的なのは電車と車かな。

あとは飲食店もちょっと苦手。

 

人混みは大丈夫だし、スーパーのレジに並んでいてもなんともない。

だが電車はダメだ。

ひょっとしたら頑張れば乗れたのかもしれないけど、パニック障害で必要以上に頑張って良かったことが無い。

と言うか、自分で言うのもアレだけど、この7年間よく頑張ったと思う。

 

仕事はリモートワークにしてもらったし、今年は入社してちょうど10年目。

ちょっと休息を取ると考えても良いかな。

そんなに毎日毎日電車に乗る必要も無いかもしれない。

 

あ、水曜日に病院に行ったら頓服のことは忘れずに言っておこう。

落ち込まないというのは難しい

twitterにも書いたのだけれど、今日は電車に1駅しか乗れなかった。

 

 

会社は自宅での仕事を無期限で認めてくれているし、そもそも今は遅い夏休み。

何か約束があるわけでもない。

電車に乗らないといけない理由も無いし、なんのプレッシャーも無い。

それでも乗れなかった。

 

そんなことで、いや、そんなことだからこそ気分が落ちる。

1駅なんて歩いて10分かかるかどうかだ。

たったそれだけ電車に乗るのが難しいなんて。

 

と、ブログで吐き出したから、これ以上重く考えるのはやめよう。

今までは服薬しながら、普通に電車通勤をしていた。

こんなに酷くなったのは10日ほど前。

 

まだ10日しか経っていないじゃないか。

SSRIの効果だってまだ出ていないだろう。

焦りすぎだろ、俺。

パニック発作で死ぬことはないって言われて安心できる?

パニック障害の症例について解説しているWebサイトなんかを見ると、パニック発作自体で死ぬことはないとよく書いてある。

自律神経症状以外にも手足のしびれやけいれん、吐き気、胸部圧迫のような息苦しさなどがあるが、それ自体が生命身体に危険を及ぼすものではない。

(引用 : パニック障害 - Wikipedia

 

・・・と、言われて安心できますか?

「死ぬことはないのか!じゃあ安心だ!」と思える人はまずいないと思う。

 

実際にパニック障害を患っている人ならわかると思うけど、あれは「死を超えている」と思う。

もちろんまだ死んだことはないだろうけど、あれよりも辛いことがこの世に存在するだろうか。

 

この世には「世界3大激痛」というものが存在するらしい。

  • 群発頭痛
  • 心筋梗塞
  • 尿路結石

この3つだそうだ。

人間が経験する可能性がある激痛のTop3。

パニック発作の苦しみに勝てるのはこれくらいではないだろうか。

お医者さんに言ったら鼻で笑われてしまうだろうけど。

               

長々と書いてきたけれど、「パニック障害ってこんなに辛いんだよ?大変でしょう??」というわけではない。

パニック障害の皆さんはどれくらいの苦しみを味わっているのか、それを共有したかったのだ。

とりあえず自分はこれまで書いてきたような感じ。

具体的には「呼吸困難」「めまい」「吐き気」「体のしびれ」などだ。

               

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パニック障害の辛さを吐き出してみませんか?

辛いことやストレスを日記などに書き出すことは、非常に良いことだと先生に言われたというのもあります。

慣れないことをすると発作が起きる

昨日からtwitterで呟いていたのだけれど、今日はバイクの定期点検日だ。

案の定、バイクを車庫から出しているときから発作が起きそうになっていた。

(そんな状態で運転するべきではないことは十分承知しています。)

 

頓服を飲み忘れていたことに気が付き、慌てて自販機で水を買い飲む。

そのお陰かどうかはわからないが、10分ほどで落ち着き、30分ほどでバイク屋に着いた。

 

なんか2時間半から3時間はかかるとのことで、現在は近くのドトールで待機中。

果たしてドトールで3時間も時間を潰せるのだろうか・・・。

そんなわけで暇つぶしも兼ねてブログを書いている。

 

このバイク点検が終われば、しばらく緊張するようなイベントは無いから、少しは落ち着くかな。

後ろを向いてはいかん。

ジェイゾロフトの量を増やしたらV字回復

昨日薬の処方を再構築しているという記事を書いた。

 

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で、ジェイゾロフト(セルトラリン)を初めて50→75に増やした。

前にも増やそうか、というタイミングはあったのだが、ちょうど引越しをしてしまい、例の良くない医者に当たってしまったのだ。

 

で、結果を言うとすごく気分がいい。

今日の空のように晴れ晴れしている。

 

副作用の下痢がちょっとアレだけど。

ジェイゾロフトってこんなに早く効くような薬じゃないはずなんだけどね。

4ヶ月前まで飲んでたから、効きが早いとかあるのだろうか。

 

考えてみたけど、やっぱり薬は必要だと思う。

まずは薬の力を借りて、正常な状態まで戻さないと始まらない。

それこそ気合や気の持ちようで治るのであれば、医者はいらないし、製薬会社も莫大な資金を投じて新薬を開発しないだろう。

 

でもやっぱり心配だ。

これも別記事で書いたけど、薬が効かなくなっていく感じがするのだ。

 

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今はとても調子が良い。

これは薬を変えたいつもの調子だ。

あとはこれがずっと続いてくれるのか。

・・・とか気にしすぎるのも良くないか。

 

あとはジェイゾロフトは75の錠剤が無いみたいで、50+25を飲まなくてはいけないからちょっと面倒かな。

でもそんなことは些細なことだ。

1周間前から減薬し始めた

と言っても、独断で飲まずに捨てているわけではない。

しっかりと医師と相談の上でだ。

 

経緯を説明すると長くなるのだけど、パニック障害を発症して7年目だ。

その内6年は同じ病院に通っていた。

治らないけど、まあ悪くはならないかなといった感じ。

 

そして自宅を引っ越して、転院せざるを得なくなった。

そこが良くない病院だった(と思う)。

医師の持論ばかりで、こちらの話はほとんど聞かない。

最後は医師の持論による結論に収まるだけだ。

 

そのくせ、薬だけはやたらと処方した。

朝・晩で6種類。

薬代は2周間分で6千円に届きそうな勢いだった。

 

しかし状態は悪くなるばかり。

しまいには自宅にいてもパニック発作が起きるようになってしまった。

どげんかせんといかん!と重い、まさに藁をもつかむ思いで別の病院の門を叩いた。

 

そこの先生におくすり手帳を見せたのだが、一瞬絶句していた(と思う)。

(は!?なんでこれ!?!?!?????)

と思っていただろう。

 

聞くと、通常パニック障害の患者に処方するような薬ではないとのこと。

うん、うすうす気づいてた。

というわけで、その病院で薬の処方を再構築することになった。

 

といっても今まで飲んでいた”無駄な”薬を徐々に減薬し、定番であるジェイゾロフトに戻すという手順だ。

減薬に関しては落ち着かないというか、そわそわするような離脱症状も出たが、徐々に落ち着いてきた。

 

これでようやく再びスタート地点に立つことができた。

これからは前を向いて進むだけだ。

薬が効かなくなっていく気がする

タイトルの通りなのだけれど、パニック障害の薬がだんだんと効かなくなっていく気がする。

処方された当初はすごく良く効くのだ。

それこそ「これはもう治ったんじゃないか!?」というくらいに。

 

だけれども、だんだんと効いている実感が無くなっていく。

そしてしまいには発作が起きる。

そして振り出しに戻る、という感じだ。

それを何回も繰り返してきた。

 

みんなそういうものなのだろうか?

じゃあいつになったら治るのだろう。

 

パニック障害の薬は鬱と同じものが多い。

そのお陰か、薬の選択肢は多い。

でも効かなくなることを繰り返していたら、いくら薬の種類があっても足りない。

一体どうなるんだろうとか、こんなことでも不安になってしまう。

 

いかんいかん、穏やかに、そして気長に付き合っていこう。

2日ぶりに電車に乗れた

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調子が良いとは言っていたんだけど、この2日間電車に乗れていなかった。

改札を通ってホームまでは行くのだけれど、乗れない。

3台見送った末に、改札を出た。

 

正直打ちひしがれた。

何でたかが電車に乗るなんていうことが出来ないんだ。

自己嫌悪というのか、無力感というのか・・・。

 

でも今日は乗ることが出来た。

発作も起きることは無かった。

たった15分弱だけど、それでも大きな自信になる。

明日も乗ってみよう。

 

パニック障害に限らず、精神疾患には波があるという。

たった2日だ。

たった2日電車に乗れなかっただけのことだ。

必要以上に重く考えるのをやめるようにしたい。